公開日 2020年10月29日

自転車事故防止のポイント


 秋は絶好のサイクリングシーズンでありますが、安全安心にサイクリングを楽しむためには、スピードは控えめに、安全確認をするなどといった様々な交通ルールを守り、安全運転を心がける必要があります。
 自転車は、幼児から高齢者まで幅広い世代が利用する便利な乗り物です。
 道路交通法上では、軽車両に位置付けられ車の仲間となっているにもかかわらず、ルールを守らず交通事故が多く発生している現状です。
 令和元年中の徳島県内における自転車事故件数は、468件(前年比+9件)、死者8人(前年比+4人)、傷者450人(前年比-4人)となっており、全事故件数(2,515件)の18.6%を占めています。
 自転車事故の特徴として、車両との出会頭事故が57.5%と最も多く発生しており、次いで右左折時の事故が24.8%となっています。出会頭事故の場合、自転車側に安全不確認や一時不停止、徐行場所違反などの何らかの違反が見受けられました。
 そこで自転車利用者の皆様にお願いです。
 自転車を安全に利用するために次の3点に注意をしてください。
1 点検整備
 ○自分で日常的な点検を行い、1年に1回は自転車店で整備を行いましょう。
 ○点検整備が不十分な自転車は、周りの人にも危険を及ぼします。
 ○交通事故に備えて自転車損害賠償保険に加入しましょう。
2 ヘルメットの着用
 ○自転車に乗って道路に出るときは、大人も子どもも必ずヘルメットを着用してください。
 ○自転車の交通死亡事故の主な損傷部位は「頭部」です。
 ○ヘルメットをかぶっていないときの致死率は、かぶっているときと比べ約2.4倍高くなります。
3 安全な運転
 ○飲酒運転、二人乗り・並進の禁止
 ○交差点での信号遵守、一時停止、安全確認、安全な速度の励行、ながらスマホ、あおり運転の禁止
 ○夜間はライトを点灯


【お問い合わせ】
徳島県警察本部交通部交通企画課088-622-3101

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